あわや…

会社近くの横断歩道を渡っていると、丸の内仲通りから

曲がってくる練馬ナンバーのシルバーのトヨタのwishが見えた。

が、スピードを緩める気配もなく、こっちに向かってくるではないか!

まさか…と信じられない気持ちでいたら、

次の瞬間バン!と大きな音を立てて私に接触した。

可倒ミラーに当たったようで、音のワリには身体にダメージが無かったのは幸いだった。

不注意運転のアホバカ運転手は、10メートルばかり先で停車して、

「大丈夫ですか…」とアセって言ってきた。

コノヤロウ!と思ったが、別に怪我も無いし、雨がひどかったので、

路上で話すのも面倒くさくなり、運転手をチラと見てそのまま去った。

運転手は今回の出来事を反省材料にして、今後の安全運転につなげばいい。

しかし、丸の内仲通りではジェントルな運転なのが普通で、

横断歩道ではクルマが歩行者に譲るってのが極めて当たり前の風景なのだが、

自分もそれに慣れきってしまっていたのも油断だった。

クルマが来れば歩行者は避けるだろうぐらいのレベルのが紛れていることもあるのだった。

そんなのはここに来ないで、田舎のバイパスでも走ってろと思う。

電車に乗り込んでから、服のクリーニング代ぐらい請求しとけばよかったかなと、

少し後悔した。