ツール・ド・ちば 前夜

この3連休に「ツール・ド・ちば」に参加してきた。

ツール・ド・ちば」は千葉の自然を楽しみながら、一般道を使い、

房総半島を3日間で389km走るサイクリングイベントで、

3日間だけでなく、1日だけとか、2日間の参加ということもできる。

今年で3回目を迎え、参加者は過去最高だという。

春先に佐渡ロングライド210に参加したことで、まあ走りきれるだろうと

いう自信もあるし、宿で房総の旨いものにもありつけるだろうとの

楽しみもあるし、期待を膨らませての参加だ。


金曜は午後休を取得し、1日目のスタート地点の九十九里町に向かう。

高速道路は流れも良く17時頃に参加者専用駐車場(片貝海岸)に到着。

途中で、雨がバラバラときたのが気になるが…

駐車場はガラガラだった。前泊する人は余り居ないのだろうか。

すぐ隣のクルマの方に挨拶する。自分と同じぐらいの歳のようだ。

間もなく、幌付きの軽トラックから下りて来た方が話しかけてきた。

こちらは50歳くらいに見受けられたが、後で60だと分かった。

3人で前夜祭&前日受付会場の公共の宿「サンライズ九十九里」に向かう。

駐車場から4キロ余りも離れていて、自転車で向かう。

サンライズに到着して、受付に必要な参加書類をクルマの中に置いてきたことに

気が付いた。なんてことだ。再び駐車場へ。

参加書類は助手席の上に転がっていた。どうもヌケているな。

若干汗をかいて再びサンライズへ。この分の走行を入れたら3日で400キロを超えてしまう。

受付会場はだいぶ参加者が集まっていて賑やか。前夜祭会場に向かう。

太鼓の演奏がされている会場には、テーブルがいくつも設けられていて、

すでに多くの人が飲み食いしている。

九十九里だけあって、イワシ料理が目に付く。マリネやら、焼いたのやら。

パクついていると、最初に駐車場で会ったお二人に声をかけられて一緒に食べる。

今晩は、宿のメシは無いので、ここでしっかり食べとかないと…

太鼓演奏が終わって、続いて競輪選手が壇上にズラーっと並んだ。

このイベントで一緒に走るというが、まあペースが合わないだろう。

最後に前夜祭で一番楽しみにしていた抽選があったが、佐渡の時に比べると豪華度が低い感じがした。

一緒にいた方の一人がビール1ケースに当選した。いいなぁ。

しかし、ビールはなぜかこどもばっかりが当選していた。オトーサンは大喜びだろう。

が、自分は全部の賞品にハズれた。

午後7時近くに散会。サンライズの外に出ると、小雨。

レインコート出すのが面倒だったので、宿に向けて駐車場方面に

走り出したが、小雨が次第に本降りに。

ずぶ濡れになって、今晩の宿、民宿高橋に到着。

自転車は屋内に置いてもらえた。

相部屋のはずだったが、なんと2人しか泊まっていないというので、

一人一部屋だという。ありがたい話だが、このビッグイベントでこれっぽっちの

客で大丈夫なのだろうかと心配になる。

ちなみに、一緒に居たお二方はサンライズ九十九里に宿泊するというが、

しっかり相部屋とのことだった。

濡れた体を温めるべく、早速風呂に向かうと、大浴場入り口には家人の洗濯物が干されていて、

しかも湯が張られていない…

キョロキョロしていると、小浴場があった。家庭風呂とまったく変わらない

浴槽ではあったが、2人だけでは文句も言えまい。

明日は7時前には駐車場に行き荷物を預け、さらに、2キロ余り離れた

スタート会場に向かわなければならない。

駐車場、前夜祭会場、スタート会場と場所がバラバラと、いまいち分かりにくい。

ウェアにゼッケンを付けたり、参加要領を何度も読み返し段取りを覚えたり

風呂から上がって結構やることがあった。

外は相変わらずの大雨。明日の晴天を願いつつ早めに就寝した。