ハバネロ

Catherine_Bell2006-09-04

ハバネロといえば、ワタクシ的には東ハトの「暴君ハバネロ」だ。

こいつは、ただひたすら辛いだけというのではなくて、激辛のなかにもキチンと旨さがあり、

菓子として成り立っている。

このあたりが、東ハトの実力を感じさせるすごさだ。モンドセレクションを受賞してもいいと思う。

で、いまさら暴君ハバネロの話ではない。

世の中は、さまざまなハバネロモノが出回っているが、

果たしていままでこんなモノあっただろうかというシロモノを本日スーパーで発見したのである。

その名も「ハバネロ納豆」

販売者は「旭松食品」。長野県飯田市の会社だ。

40グラムのパック×3で、パッケージには「期間限定」の文字と、

「この商品は大変辛いので、辛さが苦手な方や小さなお子様には充分ご注意ください。」

の注意書きが見える。

この場合の「注意ください」というのは、「注意して食べろ」というのか「食べないように注意しろ」

というのか、訴求ポイントがイマイチ分からないが、まあそんなことはどうでもいい。

それよりも、期間限定というあたりが、この企業がビミョーに逃げ腰になっていると思われて、

面白いと思った。

さて、納豆のフタをあけると、「激辛注意! 大変辛いのでご注意ください。 ハバネロたれ」と

注意書きがされた、タレの袋がニラミをきかせている。

ここで、このタレを使わずにフツーにショーユなどをかけてしまっては、意味が無い。

ハバネロ納豆というのは、タレをかけてこそ、ハバネロ化するのだ。

まあ、変わった納豆というのは大抵タレに変化をつけているわけであるけども…

さて、納豆を混ぜて、タレをかけまわす。タレの色は凶悪な赤色だ。

と言っても、冷麺についてくるキムチタレと同じような感じ。

食べる。

辛い!

しかし、まあこれまでの注意書きにあるような、激辛を想像すると肩透かしを食らったような…

この程度の辛さだったら、キムチ納豆と同じかもしれない。