自転車修理

今日は大々的に自転車の修理をした。


普段乗りの婦人車なのだが、前輪がぺしゃんこになってしまった。

まず、バルブの虫ゴムの確認。

パンクと思っていると、チューブには何も問題がなく、

単に虫ゴムの劣化ということが多いので、まずはこれをチェックするべきなのだ。

念のため虫ゴムを交換したが、空気を入れると抜ける音がした。

あーあ、パンクだ。


パンク修理セットが部屋にあったはずだが、肝心なときに見当たらない。

ホームセンターにパンク修理セットを買いにいくが、馬鹿らしい出費だ。

チューブを取り出すと、空気漏れの箇所付近に、小さなヒビがいくつも入っている。

これはチューブそのものの劣化だから、穴を塞ぐよりもチューブ交換したほうがいい。

でも、前輪がこの状態ということは、後輪も劣化しているだろう。

この際だから前後とも交換することにしよう。


チューブを買いに、またホームセンターに行くのが面倒になって、近所のアリオ川口に行く。

ヨーカドーの巨大版で1Fに自転車コーナーがあるのだが、レジは大行列。

見ると、レジの店員は修理の作業員を兼ねているようだ。

散々待たせた挙句、生鮮品コーナーなどの普通のレジでも会計できると言ってきた。

最初から言え!

しかし、チューブ2本で1480円とは安くない。


前輪は簡単に交換できたが、後輪を見るとなんとも面倒くさそうだ。

ブレーキ、変速関係、スタンドなどなどいろんな部品が付いている。

ツーリング用の自転車と違って、いちいち取り外さなければ後輪が外れないのだ。

自転車屋でチューブ交換を頼むと、前輪と後輪とで作業工賃が違うが、手間を考えると納得だ。

後輪からチューブを取り出すと、前輪ほど劣化してない。

いますぐ交換しなくても良さそうだったが、せっかくだから交換した。


後輪のリング錠も交換することにした。

錆付いてしまっているのか、動きが悪くて仕方がなかったのだ。

錠を求めに、近所の「まちの自転車屋さん」という自転車屋に行くことにした。

980円で売られていた。意外に安い。

自転車チューブが目に入り、値段を見ると1本480円。

安物ではなく、ちゃんとしたパナソニックのやつだ。

アリオなんか行かず、最初からここにくれば良かった…


古い錠を取り外すときに、余計なネジをはずしてしまった。

後輪の泥ヨケとフレームを固定するネジを、錠のネジと勘違いしたのだ。

泥ヨケの内側に取り付けるナットとペアになっているのだが、

ナットを戻そうにも、タイヤと泥ヨケの間の狭い隙間には指も入らず、戻すのに四苦八苦した。

ラジオペンチを使って何とかしたが、もう二度とやりたくない。


錠の交換自体は簡単に終わった。スムーズな動きに嬉しくなった。

やくたびれてきた自転車だったが、

チューブ前後交換、錠交換、チェーンの注油で、復活したように思えた。