テレビ その3

会社帰りにアキバに行く。

目的は当然テレビ。石丸電気がリニューアルしたというので見てみると、

閑古鳥が鳴いている。値段も高い。早々と店を出る。

オノデンだの他の店も見るがイマイチだ。もはやアキバのアドバンテージは無いのか。

山手線を挟んでヨドバシに行く。

同じモノが地元のヤマダより3万以上安い。しかもポイント還元も大だ。

うーむ…と見てると、店員が近づいてきた。どーです安いでしょうみたいなことを言ってる。

カカクコムとかネットでもいろいろ見てみたけども、ポイント還元まで含めてトータルで

見ても目の前にあるモノが安い。

今日までパナソニックのフェアをやっていて特別価格だそうだ。(ブログの日付とは異なるが)

結局、カネを下ろして買ってしまった。買ってしまうと、急速に何かがしぼんでいく感じがした。

テレビのほかにも、CATVのSTBとつなぐHDMIケーブルとか、捨てるテレビのリサイクル

料金とかかかった。

配達は無料だが、配線やら各種設定はカネを取るというので、それは自分でやることにした。

給料日までまだまだ先だというのに、すかんぴんになってしまった。

テレビ その2

買い替えテレビの情報収集に近所のヤマダ電機に行ってみた。

平日の夜のヤマダは客が余りいなくて、冷やかしにはあんまり適していない感じ。

薄型テレビのコーナーでうろちょろしていると、店員が近づいてきた。

当方あまり知識が無いのでいろいろ聞いてみると、CATVを契約しているのならば、

STBと同じメーカーのテレビにしたほうが良いという。

なぜかと言うと、テレビと連動した制御が可能だからという。

ちなみにSTBとはセットトップボックスと言い、

CATVでデジタル放送を受信するためのハコ型の装置のこと。

STBはパナソニック製だから、ビエラを買えと言うことか。

はっきり言って、いまどきのテレビはどのメーカでも似たり寄ったりだから、

銘柄が絞られたことは選択が簡単になるので、ある意味ありがたい。

その日はビエラのカタログと名刺を貰って帰宅した。

テレビ その1

テレビが壊れた。叩いても何も映らなくなった。

地デジ完全移行の2011年まで、この90年式のビクターブラウン管テレビが

ナントカ持てば…と期待していたのに。

家電量販店では、当然というかもはやブラウン管テレビなど売っていない。

液晶、プラズマ…確かに映りはイイような気がする。

けども、家のブラウン管テレビだって、負けないぐらいキレイだった。

負け惜しみでもヒイキでもなく事実だ。

昨年からCATVを契約して、既にデジタル放送が映るようになっていたのだが、

映りの良さにはただ感服した。

ブラウン管がショボいのではなく、アナログ放送が×だったってワケだ。

考えてみたらついこの間までの液晶テレビなど、お世辞にも画質が良いとは言えない状態だった。

デジタル放送ならば、ブラウン管だって捨てたもんじゃなかったのだ。

とは言っても、壊れてしまったものはしょうがない。

思わぬ出費だが、新しいのを買うことにしよう。

ツール・ド・ちば 1日目

ツール・ド・ちばの1日目。

朝5時半頃に目覚める。

3日間の相棒であるジェイミスオーロラ号の様子が気になり、

宿の玄関に見に行くと、ライトが点滅しっぱなしになっていた。

昨日からうっかりミスばかりやっている。


朝6時から宿で朝食をとる。

干物、オムレツ、漬物、納豆など極めてフツーの内容。

テレビではサブプライム関連の明るくないニュースが流れていた。

遊びの日々が終わって仕事場に戻ると、嫌な現実に戻されそうな気がする。

荷造りをし、ウェアを身に付け宿を出て、駐車場に向かう。

静かなのは良かったが、部屋にタオルや歯ブラシも無く、6,000円

払ったワリにはうーむという感じの宿であった。


駐車場には昨日と打って変わってクルマが沢山駐車していた。

荷物を預けて2キロ先の不動堂海岸のスタート会場に向かう。

荷物は本日のゴールまで輸送してくれるという。

こういうサービスはあって当然であるが、一人で走る場合には

ありえないことなのでありがたい。

不動堂海岸には既に大勢の人が並んでいる。

ツール・ド・ちばでは平均速度別に25キロ、20キロ、15キロの

3つのグループに分けている。

平均速度っていうのがミソで、うっかり25キロなどというグループに

入ると35キロぐらいの速度で巡航しなければならなくなるので、

迷わず20キロのグループに入る。

50人ずつのスタートで、それぞれ先頭・最後尾に指導員が付く。

同じ50人の班の指導員を抜いてはイケナイとのことなので、走りの自由度は低そうだ。

それにしてもすごい人数。

一体いつになったら出発できるのかという感じだったが、

8時10分に出発できた。スタート会場到着から1時間近く経ってしまった。

自分はP班になった。A班から50人ずつ出走だから既に800人以上

が先を行っていることになる。

走り始めてすぐに渋滞。信号がいくつもあり、先行班がつかえているのだ。

しばらく平均時速10キロ程度だったが、この遅れを戻すために、

その後スピードが上がると考えねばならない。

白子町あたりでアカラサマな雨模様になってきた。

ドロヨケ無しのロードバイクばかりだから、背中の状態は推して知るべし。

自分のすぐ前が指導員なのだが、後輪の水の巻上げがすごくて参った。

途中、パンクで路肩で修理しているロードバイクが多数見られた。

最初のエイドステーション(AS)から10キロほど手前で、トイレに猛烈に行きたく

なった。雨のせいだろう。

コンビニに立ち寄り用を足す。誰かの忘れ物かアイウェアがトイレに放置

されていた。

P班はとっくに先に行ってしまっているので追いかける。

大原の日在浦海浜公園駐車場ASに10時到着。30.9キロ地点。

ヤクルトから出しているソーピードという飲料と、バナナをもらう。10:15出発。

ここからいすみ鉄道に沿うような感じでルートが設けられている。

外房線の踏み切りをクロスするところで丁度特急が通過していった。

木戸泉という酒蔵が目に入る。一瞬水戸泉に見えたが、木戸だった。

いすみから大多喜に向かうと、徐々にアップダウンが現れた。

千葉の坂はドカーンというものが無い代わりに、50メートルぐらいの

小さなのが沢山あり、これがまた堪える。

途中の下りで、コケている人がいて救急車がそばに止まっていた。

旧大多喜女子高校跡ASに11:10到着。48.3キロ地点。

道路から校内までは急坂だが、押していくように言われる。

旧大多喜女子高跡というネーミングがおかしい感じがする。

旧は不要で大多喜女子高跡で良いのでは。

補給テントは草地ながら雨でドロドロのグランドに設置されていた。

レーサータイプのビンディングシューズの人が多かったので、

泥詰まりで大変だったろうと思う。

モンゴルの岩塩と、一口ヨーカン、水のペットボトルをもらう。

日在浦ASからそれほど距離が無かったので、ヨーカンは食べずにウェスト

ポーチにしまう。11:17出発。

大多喜の街並みは昔の様子を再現のか保存しているのかで、

落ち着いた佇まいで、なかなか好ましい。

街中を抜けると、アップダウンが本格化してきた。養老渓谷

粟又の滝方面に向かう交差点で、鉄網の側溝の蓋にスリップしたのか、

激しくクラッシュしている人がいた。

アタマを押さえて、かなり痛そうな様子だ。

その交差点から先の坂がまたキツい。ちょっと立ち漕ぎして済むものでは

なくなってきた。

もう、すっかりP班だの関係なくなって、勝手に走っている。

勝浦市境に12:17。実にトンネルが多い。

急に右折の指示が出された。勝浦ダムに向かうのだが、今日一番きつい坂だった。

ダムの上に着くと、結構な数の参った感じの人が休んでいた。

てっきりこのあたりで昼飯なのかと思っていたが、まだ先だった。

再び登りが現れがっかり来る。ANCHORに乗った小学生がスイスイ

登っているのが見えて、悔しい。

そのうち体重が増えると、そううまくはいかないんだかんな!

狭い林道をくねくねと行く。道路を横切るスリッピーな鉄網蓋が

時々現れる。進入角度に気をつけないとコケるので、気が抜けない。

目の前がチカチカしてきた。ハンガーノック気味だ。

さっきのASでヨーカンを食べておくんだった。

鴨川市の内浦山県民の森ASに到着。12:31。73.2キロ。

やっと昼飯にありつける。ドロンコのグランドに設置されたテントに

向かい、弁当とお茶を受け取る。

小林しのぶプロデュース ツール・ド・ちばオリジナル弁当

「鴨川若潮弁当」とある。弁当は昔の字だ。

内容は、アサリの炊き込み新米ごはん、南房総菜の花漬け、

千葉名物ピーナツ味噌、天津産極太ひじき煮、鴨川産鯖の南蛮漬け、

鴨川産鯵のひと口サンガ焼、和田の鯨竜田揚げ、

人参・椎茸・里芋の煮しめ、サラダスパゲティーという内容。

南総軒という店が調製しているようだ。

空腹を割り引いても、非常に完成度の高い旨い弁当だった。

お茶を飲んでいると、昨日の前夜祭の2人にぱったり会い、同道すること

になった。

13:05出発。H班に紛れ込むことにした。

もう、ここから先は下るだけだから安心と思っていたら、鴨川市内を抜けるときに、

再び登りが現れた。

海岸線の眺めの良い道を行く。和田浦漁港広場ASに14:18到着。102.2キロ地点。

ちょうど祭りにぶつかった。旅情も増していい感じだ。

ただ、雨天のせいで山車がビニールに覆われているのが惜しい。

バナナとアミノ酸飲料をもらって14:30出発。

再び海岸線沿いの眺めの良い道を行く。しかしなんか速い。

追い風でもないのに、平地で35キロ程度の巡航。

H班はどうやら25キログループだった。

途中、以前に泊まった民宿勘太郎などを横目に見ながら、

1日目のゴール白浜フローラルホールに到着。15:25。125.5キロ。

オーロラ号はドロで汚れきってしまい、ウェアもシューズも

びしょびしょだ。

ただ天気はすっかり回復していて青空が見える。

明日以降は心配なさそうだ。

テントで1日目の完走証と伊勢海老汁をもらう。

当然だが、伊勢海老汁は旨い。ASでの水分・塩分補給は全部伊勢海老汁

で良いのにと思ってしまった。

荷物を受け取り、2人と別れて、自転車を洗車し一日目の宿に向かう。

今晩の宿は日本旅行を通して7,000円を払ってとった「ホテル浜千」

しかし、宿の入り口にデカデカと1泊2食5,500円との看板…

日本旅行どんだけ、ピンハネしてんだよ!と思ったが、料理が良いのかも

しれないなと思い、気を取り直して宿に入る。

宿は3階建ての鉄筋コンクリート造り。廊下にシートを敷いてあり、

そこに自転車を置けるようになっていた。

さらに、古新聞やウェスが用意されていて、濡れたシューズの乾燥や汚れた自転車の

メンテに利用できるようになっていた。

また、外に洗濯機が置いてあり、自由に使えるとのことだった。

こういう配慮は大変ありがたい。

風呂に入ってさっぱりして部屋に行く。4人の相部屋だが特に問題なし。

ただ、トイレが汲み取りでもないのにとんでもないニオイなのと

テレビが故障しているのがいただけない。

夕食は、房総の海の幸…と思いきや、なんと一番立派な器に豚肉…

かぼちゃに、野菜に、煮魚、刺身はスーパーで買ったかのようなマグロ…

まあ、栄養バランスを考えているのだろうけども、トホホすぎる。

同じ白浜でも以前泊まった勘太郎とはエライ違い…

一番旨かったのは、別注のビールだった。

部屋の人と軽く雑談しているうちに眠くなり、20時30頃には就寝した。

2日目の明日は山岳コースで大変だと皆が言っていたのが気になるなぁ。

ツール・ド・ちば 前夜

この3連休に「ツール・ド・ちば」に参加してきた。

ツール・ド・ちば」は千葉の自然を楽しみながら、一般道を使い、

房総半島を3日間で389km走るサイクリングイベントで、

3日間だけでなく、1日だけとか、2日間の参加ということもできる。

今年で3回目を迎え、参加者は過去最高だという。

春先に佐渡ロングライド210に参加したことで、まあ走りきれるだろうと

いう自信もあるし、宿で房総の旨いものにもありつけるだろうとの

楽しみもあるし、期待を膨らませての参加だ。


金曜は午後休を取得し、1日目のスタート地点の九十九里町に向かう。

高速道路は流れも良く17時頃に参加者専用駐車場(片貝海岸)に到着。

途中で、雨がバラバラときたのが気になるが…

駐車場はガラガラだった。前泊する人は余り居ないのだろうか。

すぐ隣のクルマの方に挨拶する。自分と同じぐらいの歳のようだ。

間もなく、幌付きの軽トラックから下りて来た方が話しかけてきた。

こちらは50歳くらいに見受けられたが、後で60だと分かった。

3人で前夜祭&前日受付会場の公共の宿「サンライズ九十九里」に向かう。

駐車場から4キロ余りも離れていて、自転車で向かう。

サンライズに到着して、受付に必要な参加書類をクルマの中に置いてきたことに

気が付いた。なんてことだ。再び駐車場へ。

参加書類は助手席の上に転がっていた。どうもヌケているな。

若干汗をかいて再びサンライズへ。この分の走行を入れたら3日で400キロを超えてしまう。

受付会場はだいぶ参加者が集まっていて賑やか。前夜祭会場に向かう。

太鼓の演奏がされている会場には、テーブルがいくつも設けられていて、

すでに多くの人が飲み食いしている。

九十九里だけあって、イワシ料理が目に付く。マリネやら、焼いたのやら。

パクついていると、最初に駐車場で会ったお二人に声をかけられて一緒に食べる。

今晩は、宿のメシは無いので、ここでしっかり食べとかないと…

太鼓演奏が終わって、続いて競輪選手が壇上にズラーっと並んだ。

このイベントで一緒に走るというが、まあペースが合わないだろう。

最後に前夜祭で一番楽しみにしていた抽選があったが、佐渡の時に比べると豪華度が低い感じがした。

一緒にいた方の一人がビール1ケースに当選した。いいなぁ。

しかし、ビールはなぜかこどもばっかりが当選していた。オトーサンは大喜びだろう。

が、自分は全部の賞品にハズれた。

午後7時近くに散会。サンライズの外に出ると、小雨。

レインコート出すのが面倒だったので、宿に向けて駐車場方面に

走り出したが、小雨が次第に本降りに。

ずぶ濡れになって、今晩の宿、民宿高橋に到着。

自転車は屋内に置いてもらえた。

相部屋のはずだったが、なんと2人しか泊まっていないというので、

一人一部屋だという。ありがたい話だが、このビッグイベントでこれっぽっちの

客で大丈夫なのだろうかと心配になる。

ちなみに、一緒に居たお二方はサンライズ九十九里に宿泊するというが、

しっかり相部屋とのことだった。

濡れた体を温めるべく、早速風呂に向かうと、大浴場入り口には家人の洗濯物が干されていて、

しかも湯が張られていない…

キョロキョロしていると、小浴場があった。家庭風呂とまったく変わらない

浴槽ではあったが、2人だけでは文句も言えまい。

明日は7時前には駐車場に行き荷物を預け、さらに、2キロ余り離れた

スタート会場に向かわなければならない。

駐車場、前夜祭会場、スタート会場と場所がバラバラと、いまいち分かりにくい。

ウェアにゼッケンを付けたり、参加要領を何度も読み返し段取りを覚えたり

風呂から上がって結構やることがあった。

外は相変わらずの大雨。明日の晴天を願いつつ早めに就寝した。

吉野家80円引き

会社帰り有楽町駅の吉野家をちらと見たら、牛丼80円引きキャンペーンを

やっていることに気が付いた。期間限定で今日が初日のようだ。

晩飯は帰宅後にとるべきなのだけども、最近妙に夕方近くになると猛烈に

腹ペコになるので、ガマンできなくなり立ち寄ってしまった。

店内に入ると、中国人のアルバイトがイラサイマセー!と元気よくオーダーを

取りに来たのはいいけども、「牛丼並」と頼んだのにも関わらず、

「ナミタマゴですね〜!」と勝手にタマゴも付けられそうになった。

隣の席では外国人と日本人の若いサラリーマンが英語で談笑している。

なんとも外資系のエリートビジネスパーソンだなぁと思っているうちに、

牛丼並が目の前に出てきた。

久しく吉野家には行ってないが、相変わらず早い!

ふとレシートを見ると、300円と打たれていた。

あれ?80円引きじゃないの!?と思っていたが、元の値段は380円なのだった。

自分の記憶では牛丼並は280円だったんだけど…

思いもかけず、吉野家が値上げしていたことに気づかされた。

紅生姜をどっさりかけてパクついていると、再び隣の会話が気になってきた。

どんなこと話しているんだろと聞き耳立てていると、単なる雑談。

最後には、お話できて楽しかったです。良かったら名刺を云々と言い、

名刺交換したあと、日本人は勘定をして店を出て行ってしまった。

外国人と話したい日本人と、日本語を勉強している外国人がたまたま意気投合してただけのようだった。

なんだか分からないけども、安心してしまった。

バリウム検査

会社の定期健康診断があった。

労働組合の要請で、今年度から胃検診を追加することになっていたので、

自分の勤める事業場では、自分の権限でバリウム検査を追加することにした。


健康診断は今日一日だけということではなく、9月のなかばから各日人数を割り振って

実施していたのだが、バリウム検査は不評もいいところだった。

ある程度年配の人ならば経験者も多くて、マァこんなものかという感じだったのだが、

若いコたちは「尻を突き出す姿勢をとらされた!もうやだ!!」

などという声が噴出。


自分もトシとは言え、まるきり中年というわけでもないので、バリウム検査の実際というのが

理解できてなかったので、大変なんだねぇなどと適当に相槌を打っていたのだが、

いざ自分がやってみると、これが参った。


前日は、年下の友人たちとお好み焼き会なるものを開いて、飲んだり食ったり

していたのだが、午後9時以降は翌日の健康診断のために飲食厳禁。

午後9時ぎりぎりまでビールを飲んでいたが、その後猛烈にのどが渇いてきた。

アルコールの後には、水が飲みたくなるのだった。

はひはひと苦しい一晩を過ごして、検査に臨んだのだが、レントゲン室に入ると、

まず炭酸?の粉末を少量の水と一緒に飲むように指示された。

前日からの絶食で胃の中が空っぽで縮小しているのを膨らますためだという。

急激に胃が膨張するのが分かる、と同時にげっぷをしそうになるが、技師からは

げっぷはガマン!と釘を刺される。

せっかく膨らんだ胃が、げっぷで縮んでしまうのだ。

その後は、検査装置に寝るというか立つのだが、そこでバリウムを一口飲むように指示される。

あんまり旨くないが飲めないことも無い。イチゴ味とかメロン味とか付ければいいのに…

バリウムを飲み込むときに、口に空気を含んでそれと一緒に飲み込んで!と言われるが、

炭酸で膨れ上がった胃に、さらに空気と一緒に飲むのはかなり難しかった。当然げっぷ禁止。

体勢を指示通りに変えて、そのつどバリウムを一口ずつ飲む。最後にバリウムを一気に飲む。

検査台が立位から水平になって、寝台のようになった。

指示に従い、カラダをゴロゴロと回転させる。

おそらくは胃にバリウムを隅々までいきわたらせるために、いろんな姿勢をとらせるのだろうが、

若いコが嫌がっていた、尻を突き出す姿勢も取らされた。

そしてここからがびっくりだった。

検査台がさらに傾き始めた。握るところをしっかりつかまってないと、検査台からずり落ちそうになる。

滑り台にアタマから突っ込む姿勢をとって、滑り落ちないようにガマンしろっていうのと同じ。

はっきり言って、デブと腕力の無い年寄りには無理だ。

散々X線を被爆して、バリウム検査は終了した。くたくただ。

最後に下剤を2錠渡されて、この場で飲むように指示された。

注意書きの紙を見たら、明日になってもバリウムが排出されなかったら、

至急病院に!と書かれてあった。なんじゃこりゃ!?


来年からはバリウム検査はヤメたヤメた!!